【第1章】自由研削用研削盤(グラインダ)④

第3節 取扱方法②

2.グラインダなどの取扱方法

(1)電気グラインダ

各部名称の例(ディスクグラインダ)

各部名称の例(ディスクグラインダ

①電源電圧と本体の電圧が合致していることを確認する
100V用の本体を200V電源に接続すると、本体の故障の原因になる

②電源コンセントにプラグを差す前に、グラインダのスイッチが「切」になっていることを確認する

③といしを用いて切断作業を行なう場合は切断用といしを使用する。その場合は、切断といし専用のホイールカバー、フランジを取り付ける

④スイッチの火花、カーボンの整流火花、高温の研削粉はいずれも発火源になるため、爆発性のあるガス類等引火しやすい物のあるところでは、グラインダは使用しない

⑤始動前には、機械本体や研削といしの覆いなどに表示している回転方向を確かめておく

⑥電気ディスクグラインダのオフセット研削といしと加工面との角度は約15°~30°に傾けて、外周部分で研削するように使用する。また、新しい研削といしは、後(A方向)に引いて使用する。前(B方向)に押すと、加工材に食い込みすぎて作業を失敗する恐れがある

⑦といしの覆いは、作業中には絶対に外さない

⑧といし以外の、のこ歯、チップソーなどの刃物を取付けての切断作業は絶対行なわない

⑨作業時には必ず適切な保護具を着用する

⑩といしの交換及び試運転は、特別教育修了者が行わなければならない

 

(2)卓上グラインダ(両頭グラインダ)


①ワークレスト(ツールレスト)
加工物の受け台の高さは、研削といしの中心とほぼ同じ高さに取り付ける

②ワークレストと研削といし間のすきまは1~3mmに調整する。すきまが大きいと加工物が巻き込まれたり、手指を負傷するおそれがある

③アジャストプレート(調整片)と研削といし間のすきまは3~10mm程度に調整する。アジャストプレートはスパークブレーカとも呼ばれていて、研削といしの表面に沿って流れる赤熱した研削粉を遮断するのに役立つとともに、研削といしの破壊が発生したときの災害防止にも役立つ

④スイッチは必ず、手で操作する
加工物で叩いたり(あるいは突く)等のスイッチ操作をしない

⑤研削といしの片減り及び目詰まり等が出たときは、それに応じてドレッシングをするとよい。研削といしが不規則に摩耗した状態で使用すると、といしが破壊したり、手指が挟まるなど災害の原因になることがある

 

(3)切断機

①切断といしは薄いため、側面に力を加えると破壊するおそれがあり、側面の使用は禁止されている

②切断材料は、切断中に動くことがないようにバイスに確実に固定する

※固定が不十分な場合は、といしの破壊、材料の飛びなどけがの原因になる恐れがあります。

③切断の際には、切断する箇所にといしが正確に当たることを確認し、切断材料にゆっくり当てるように操作する。衝撃を与えると、といし破壊の原因になる

④切断といしの使用面は、切断面(周面)のみで、絶対に側面は使用してはならない

⑤覆いは、必ず取付て使用する

⑥指定以外の刃物(鋸歯、チップソーなど)での切断作業は、行わない

 

(4)空気グラインダ

①使用する空気圧力は0.6Mpa(6kg・f/㎠)に保って使用する。特に空気圧力が高いと回転数が高くなりパッドの破損等が発生することがあり危険。また、モーターの故障の原因にもつながることがある(圧力計をグラインダの近くにも設置すると、圧力の変動を確認できます。)

②圧縮空気の水分が多くなると、グラインダの回転速度が規定以上に上昇することがあるので、水抜き装置が必要

③携帯用空気研削盤を使用するときは、調速機の機能を確認する

④エアラインから水分とゴミを取り除き注油をする(水分やゴミもしくは不純物がツールの中に入ると、モーター部の停止、不要な部品の早期摩耗、作業効率低下を招く恐れがあります。)

 

地域・講習・人数に合わせてすぐに予約可能

講習会を予約する

このページをシェアする

講習会をお探しですか?

 

▲ページ先頭へ