第1ラウンド「どんな危険がひそんでいるか」

まずはKY活動の基本的な手法である基礎4ラウンド法についてみていきます。

基礎4ラウンドは通常以下により進められます。

  • 1R「どんな危険がひそんでいるか」 → (より多くの危険を見つける)
  • 2R「これが危険のポイントだ」 → (重要なものに絞り込む)
  • 3R「あなたならどうする」 → (より多くの対策を考える)
  • 4R「私たちはこうする」 → (対策を絞り込む)

KYT基礎4R法 ステップ①

KYT基礎4R法 ステップ①

 

最初の第1ラウンド(第1R)では、どんな危険が潜んでいるのかをポイントに行っていきます。

実際にはイラストシートや写真などのツールを用い、作業に潜む危険を職場のメンバーで話し合います。今ある現状や問題を把握し、チームで共有し合うことが求められます。

 

それでは、例として脚立を使って蛍光管を取り替える場面を想定して第1Rを進めていきます。この場合どんな危険が潜んでいるのでしょうか。

危険を考えることを危険の洗い出しもしくは洗い出しといい、第1Rでの現状把握において重要なポイントになります。

危険の洗い出しが甘くなると、第4Rの行動目標があいまいなものとなってしまいますが、うまく洗い出しをする方法としての「決まり文句」があります。

「~なので(~ので)」 + 「~して」 + 「~になる」

不安全な状態、つまり危険になる要因「~なので」プラス、不安全な行動「~して」が現象、そして結果「~になる」が起こって、労働災害となるという文章にすることです。

 

(例)脚立を使って蛍光管を取り替える場面の危険の洗い出し
  • 素手で口金の部分を持ったとき、熱くなっているので思わずのけぞって転落する
  • 両手で蛍光管を持ってピンを外そうとして踏ん張り過ぎるので、脚立が倒れ転落する
  • 急いで取り替えようと踏みさんを早足で登るため、足を踏み外して向こうずねを打つ

四つの段階を経て、問題解決を進めていくことになりますから、第1Rはとても大事な段階といえます。

この作業ではどんな危険が考えられるか、どんなケガをする恐れがあるのか、参加者全員でとにかくたくさん予測することが大切になります。

また、なぜケガをするのか?どうして病気につながるのか。ケガや病気につながる行動や状態をさまざまな角度から、そしていくつもの可能性から考えられるように、第1Rでしっかり掘り下げておく必要があります。

KYT基礎4R法 ステップ②

KYT基礎4R法 ステップ②


 

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