第18回講師研修会
令和8年6月14日(日)13:00-17:00第18回講師研修会を実施しました。(安全衛生マネジメント協会・中小建設業特別教育協会共催)
今回は前回に引き続き「講師としてのAI活用」(Ⅱ)をテーマにしました。
担当講師
まず例によって林講師よりスケジュール説明があり、軽いストレッチをしてからグループに分かれ、参加者の近況報告へと進めていきました。
【研修項目】
①参加者近況報告
②ふり返り~前回研修の復習と半年間のふり返り
講師としてのAI活動(2)~AIとの付き合い方・・・柴田講師講義
- 初心者:Geminiを使ってみよう!
- 経験者:アイデア発散と知見共有
- AI何でも質問コーナー
④クロージング~振り返り(学んだこと)と今後
近況報告とふり返り
4人前後のグループに分かれ、自己紹介、それぞれの近況報告、半年間のふり返りや情報交換の時間を取りました。
- ビジネス:講師としての活動状況
- プライベート:趣味/最近はまっていること
関根先生より「前回研修の復習と半年間のふり返り」として、前回研修の内容について概略の説明があり、その後グループに分かれて意見交換しました。
T講師:AIは使っていない。理由は機械音痴なのでとっつきにくく、アプローチする機会もない。納得できる(必要とする)シチュエーションがない。是非善悪の判断が出来ないとAIの使用も難しそうだ。
Y講師:PPT作成でAIを使用。以前は頭でまとめていたが、協会テキスト資料などを読み込ませてまとめてもらっている。気を付けないといけないのは、適当に引用してくるので、スローガン作成などは過去に使われていないか要チェック。
N講師:著作権に関して過去に指摘されたこともあり留意している。その場で見せれば終わりならまだしも、資料として渡す場合は特に慎重に。AIが出てくるもの(画像等)はそのあたりを調べるのが難しい。
O講師: GPT5.3PLUS(有料)を使用しているが、法令条文を探しきれない、イラストの描写が上手くできない、イラストの著作権が心配、などがある。
K講師:出てきた答えに満足できない場合修正しようと試みるが、最初の答えがベースになっておりそこから抜け出せない。
・・・
などの意見がありました。
休憩をはさんで、柴田講師の講義を拝聴しました。
講師としてのAI活動(2)~AIとの付き合い方
本日の「生成AI打率アップセミナー」では、
- そんな使い方ができるんだ(へ~)
- あの仕事でも使えるかな?(う~ん)
- このあと生成AIを使ってみたい(よ~し)
このうちどれかひとつでも持ち帰っていただければOKとのこと。そのための内容として図や写真、実例を交えて以下について説明がありました。
【はじめに】
生成AIの定義(「予測変換の超高性能版」であり、次の単語を確率によって予測する仕組み)、よく使われる用語とその意味、生成AIの位置づけや付き合い方など、前回のおさらい。
アンケート結果により、嘘つき・思い通りの結果が出ない・途中からの修正がしにくいなど、定番のお困りごとが問題点として上がっているので、生成AIの打率を上げるための方法例をお伝えしたい。
【調べるときのコツ】
そもそも生成AIは「ピンポイントで正解を探す」ことに向いていないので、シーン別(検証できるかどうか、間違っていてもいいかどうかなど)に使い方をわきまえたうえで利用する。
【画像生成のコツ】
プロンプトがあいまいだと生成AIがうまくイメージできない、テキスト同様毎回出力内容が変わる、微修正が苦手などの特徴があり思い通りの画像生成は難しいが、元画像や上手くいった出力例を与えてそれを修正していくなど、「正解」を使ってガイドするとよい結果が得られやすい。
NotebookLMを使うとスライドや図解も作成可能。
また、AIにプロンプトを作ってもらう方法もある。
【壁打ちのコツ】
上司の指示が悪いと優秀な部下であってもいい仕事はできない。
必要以上にやり直さない。
プロンプトの修正機能を活用する。
講義内容についての理解に関するグループワーク後、柴田講師への質問。
Ta講師:自分のパソコンでの使い方がわからない➡後でまさに取り組むところです。
N講師:どこまで使うか?➡ 全部使おうとしないのもコツ
I講師:NotebookLMを知らなかったが図がいいようだ➡すぐ使ってみたというのがすばらしい。
休憩後、経験者チームと初心者チームに分かれ、それぞれのテーマに取り組みました。
・経験者チーム:講義を踏まえてのアイデア発散・知見共有
・初心者チーム:Geminiを使って生成AIの使用実践
初心者チームでは柴田講師が画面共有機能を使用して、参加者のPC画像を見ながら使い方を説明しました。音声入力の方法では、参加者も感心していました。
AIを使うためにAIを使ってみるのは難しいので、まず「知りたいこと(自分は何が知りたいか)を知る」ことが大切。
事例として、「離陸の際座席に押し付けられる力は何Gくらいか?」という最初の問いと、そこから展開されたやりとりを紹介しながら説明して頂きました。
次に、プロンプトをAIにまとめてもらう例を、共有画面で実際に操作をしながら説明して頂きました。
また、ChatGPTがどこにあり、どうやって使うのかについても、共有画面上で操作しながら説明があったので、全くの初心者でもわかりやすく、取り掛かりやすいと思われました。
柴田講師よりまとめとして、以下の説明がありました。
- 調べるときのコツ
- 特に画像生成の場合はゼロからではなく「例」を置く
- フォームが崩れたら仕切りなおす
丁寧なプロンプトを書けば、いい出力を得られるようになる。
S講師:生成AIは拡張認知だと思っている。例えば自転車に乗って坂を上っているのが人間だとすると、生成AIは電動自転車のようなもので、本来の人間の能力を高めてくれる役割。だから、我々(年齢、立場)はどんどん使うべきだと思う。今後も進化していきたい。
O講師:A4の用紙2枚をNotebookLMで処理したらたちまちPPTが出来て驚いた。イラストはなかなか思い通りにならないが使いようだと思う。
M講師:GeminiとNotebookLMを使っている。3か月でも機能がどんどん進化している。やることも早いし、音声機能もすばらしい。まだ使いこなせてはいないが期待している。
Zoomの研修は意外と疲れるということで、日ごろの講習でも使えるストレッチタイムを入れ、クロージングです。
クロージング
- ふり返り「学んだこと・気づいたこと」
- 今後「実践しようと考えていること」
グループに分かれこれらについてそれぞれ発表し、最後に全体画面によりチャットで共有しました。
K講師:刺激を受けたので今後少しずつ使っていこうと思います。
Y講師:大変参考になりました。思ったより取りつきやすいことがわかり、ガンガン使っていこうと思います。
S講師:最近は外国人も多く、画像も工夫してわかりやすくしていきたい。
柴田講師:こう使うのが正解というものはなく使いようだと思うので、これからもどんどんチャレンジしていきましょう。
次回の予定について案内し、終了しました。
受講者様のご希望に合わせ、以下のタイプの講習会もご用意しています
このページをシェアする
講習会をお探しですか?