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9-2 災害防止への関心の保持と心がまえ


「労働災害防止について関心を高める」ためには、作業方法や設備・職場環境の現状、作業者に対する監督・指導のあり方などについて、問題はないか常に職長として考えることが重要です。

また、作業者が仕事に関すること、安全に関することについてこれで良いか、何か問題は生じていないかなど問題意識を持って自主的に考えるように、習慣づけることも大切です。そのためには作業者に的確な動機付けを図る必要があります。


なお、動機付けには興味や関心などの自発的なもの(内的動機)と、報酬や賞罰などの外的要因によるもの(外的動機)があります。内的動機づけは内面から生じるやる気なので長期的に続く傾向がありますが、反面外部からの働きかけが難しい面があります。外的動機づけは元々興味や関心がない作業でも、一時的に集中力を高め力を発揮させるというメリットがありますが、反面持続が難しい面があります。

主な安全衛生活動に関する動機づけの事例

(1)職長の心がまえ

厚労省が示している職長教育カリキュラムの科目は『労働災害防止についての関心の保持及び労働者の創意工夫を引き出す方法』となっています。つまり、「労働災害防止についての関心の保持」とは職長自身を対象としているということです。もちろん作業者が無関心でいいということではなく、作業者を含めたチーム全体で労働災害防止についての関心を保持するために、まず職長が率先して関心を持つ必要があるということです。


そのうえで、以下の点に留意して安全管理に当たります。

①災害防止への関心を高めそれを維持するためには、作業者一人ひとりについてその心の程度を把握し、必要に応じ個別指導を行う。

②常に職場のチームワークを保持するよう心がける。

③広い視野と高い観点から現状を把握して、作業者より先にいろいろな問題点を見つけ、安全衛生活動に反映させることができるよう自らの力を養う。

④安全衛生に関する資料・教材・機材などを収集し、活用する。

⑤安全衛生水準を高める活動は継続して行い、効果を高めるように努める。

(2)マンネリ化の防止

職場の安全衛生活動がマンネリ化して、作業者からの評判もよくなく、職長の掛け声だけが空回りする場合などは、まずその原因について考えてみる必要があります。

・毎日同じことの繰り返しで変化がない

・活動の目的がよく理解されていない

・活動の効果に疑問を持ちながらやっている

・活動のやり方がよくわかっていない(形ばかりになっている)

・安全衛生活動に関心がない

・職長自身があまり本気で取り組んでいない

・時間や手数が掛かり過ぎている


原因がわかればその対策を考えていきます。

・重点目標を一定期間ごとに変えて実施

・日常の本来業務と関連付ける

・安全意識の高揚を図る

・各種安全衛生教育を実施する

・活動の手順や様式を皆で工夫する

・まず職長が率先垂範する

・・・など

 

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