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「指差し唱和」と「タッチ・アンド・コール」はチームワーク作りに欠かせない

作業者が全員でスローガンなどを指差し、唱和するのが指差し唱和です。またタッチ・アンド・コールは、チーム全体で左手を重ね合わせたり組み合わせたりして、触れ合いながら「ゼロ災で行こう、ヨシ!」などと唱和するものです。

この二つは行うべき目標に対して気合を一致させ、チームの一体感を高めるもの、チームワークを育むために行うものです。その意味で、安全で誤りのない作業のために単独で行う指差し呼称とはまた異なった意図があります。

タッチアンドコールの型は下のようなものになります。

  1. 7~8人以上で円陣を作り、左の人の右肩に左手を置き、右手人差し指で円陣の中央を指すタッチ型
  2. 5~6人で円陣をつくり、左手で左の人の親指をそれぞれ握り合いリングを作って、右手人差し指でリングの中央を指すリング型
  3. 4~5人で円陣をつくり、チームリーダーは左手を上向きにして中央に出し、メンバーはその上に左手を下向きにして重ね合わせ、右手人差し指で重ね合わせた左手を指す手重ね型
タッチアンドコールの型

 

(例)指差し唱和

「構えて。ヘルメット、あご紐緩みヨイか?」「ヘルメット、あご紐緩みヨシ!」

「上着袖口ヨイか?」「上着袖口ヨシ!」

「安全靴靴紐ヨイか?」「安全靴靴紐ヨシ!」

 

(例)タッチアンドコール

「手重ね型で行きます。構えて」

「ゼロ災て行こう、ヨシ!」「ゼロ災て行こう、ヨシ!」


人間は失敗する生き物です。ミスを犯すことは、人間の行動特性だともいえます。またうっかりや慣れから、横着するのも人間です。

しかし努力や工夫、そして訓練することができるのも人間です。 決して過信することなく、「自分には仕事をこなしていく能力もあるけれど、ついうっかりすることや横着をすることもある」と、作業を始める前に自分自身を素直に見つめ、気を引き締めて日々の作業をスタートすることが大切ではないでしょうか。

KY活動を丁寧に行うことでヒューマンエラーを減らし、労働災害防止へつなげていきましょう。




 

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