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第2章 作業手順の定め方

第2章学習のねらい

作業手順書を作成する目的、必要性と効果について学ぶことで、作業の安全・品質を保ち、効率化を図る。また、作業手順書の具体的な作成方法について学ぶ。


作業手順の問題で労働災害が数多く起こっているため、「作業手順の定め方」が職長教育の科目として取り上げられています。

・作業手順が決められていないので、人によってやり方が様々である

・問題のある(間違った)手順で作業が行われている

・作業手順書を作ってはいるが、誰もそのとおりにやっていないetc…




厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」では、過去に起こった労働災害2500件以上をデータベース化していますが、その内容を見ていくと、多くの災害に上記のような作業手順の問題があることがわかります。

【事例】排水路のコンクリート床のはつり殻の掻き出し作業をしていたところ、重量約10tの側壁が倒れてきて、挟まれた

雨水用排水路の改修工事において、被災者ら3名で、排水路のコンクリート床のはつり殻の掻き出し作業をしていたところ、取り壊し予定のなかった北西部のL字型の側壁(重量約10t、高さ約2m×長さ約8m×幅約0.25m)が倒れてきて、被災者が挟まれて即死した。

原因 

この災害の原因としては、次のようなことが考えられる。

1~3、5(略)

4 改修の程度(改修レベル)に応じた作業手順を作成していなかったこと。

2-1 作業手順の目的と必要性

2-2 作業手順の定め方

2-3 作業手順書の活かし方

2-4 作業手順書の改善

 

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