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作業員の健康状態の把握(健康管理)

健康診断の結果に基づく対応

熱中症を発症しやすい糖尿病・高血圧症・心疾患・腎不全・精神や神経関係の疾患などの持病を持つ作業者や、こうした病気の治療中の作業者に対しては、医師などの意見を参考にし、必要なら配置転換をするなど、十分に配慮する。

日常の健康管理

熱中症の発症に影響を与える以下の事項を確認して、作業者の体調をチェックする。
・睡眠は十分とれているか
・風邪などの体調不良になっていないか
・前日に多く飲酒していないか(酒量が多いと朝は脱水症状になりやすいため)
・朝食はしっかり食べてきたか
・尿の色で脱水症状を確認する(厚生労働省:尿の色で脱水症状チェック)

体温・体重等の確認

熱中症の発症を未然に防ぐために、職場に体重計や体温計を常備しておき、必要に応じて以下のことを確認する。
・1分間の心拍数が、数分間継続して、180から年齢を引いた数字を超えないか
・作業強度が最も強い作業を行った1分後の心拍数が、120を超えていないか
・休憩中の体温が、作業開始前の体温に戻るか
・作業開始前・終了後で比較して体重の減少が1.5%以内にとどまっているか
・急激で激しい疲労感、めまい、意識喪失などの症状が出ていないか

 

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